展覧会『明・清陶磁の名品 官窯の洗練、民窯の創造』(出光美術館)

 久しぶりに美術館に行って来ました。タイトル通り、明・清代の中国陶磁器の展覧会。

 展示は、明から清へかけての彩色技術の進歩などが一目でよく分かるものでした。中でも一番心引かれたのは「粉彩桃花文瓶」という、清は雍正帝時代の作品。高さ38.5cm、白地に薄いピンクと白色の桃の花が描かれた(花)瓶です。
 見ていると欲しくなってしまいますが、一体幾らぐらいするのだろう(私に買えるような値段でないことだけは間違いないでしょうね)。買えなくても、この出光美術館蔵の作品なので、また目にする機会もあるに違いない。それまでのお楽しみです。