2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『キャプテン・アメリカ』

ひ弱な青年が当時最高の科学技術で、筋肉ムキムキのマッチョマンに大変身するわけですが、その後の活躍ぶりが少々地味。 平均的な成人男子よりは段違いに高い運動能力を手にするのですが、一応人間は人間のままなので、機械のスーツに身を包んだアイアンマン…

映画『猿の惑星/創世記(ジェネシス)』

エンターテインメントとしては充分面白かったけど、わずかに物足りない。 人類(の文明)が滅び、猿がそれに取って代わるにあたって、何か大きなテーマとか世界観の提示みたいなものが欲しかった。これだけだと、ラストで“すべて俺のせいだ”という科学者(ジ…

秋ドラマ、スタート

見ようと思っていた秋の連続ドラマ、初回が出揃ったので、感想など。 『謎解きはディナーのあとで』 何よりも櫻井翔の頑張り次第でこのドラマの出来は決まると思っていたのですが、そんなことを心配するような内容ではなかった。 時間と金のかかったコントみ…

映画『カウボーイ&エイリアン』

なんか最近、エイリアンが地球に来過ぎです! そして、みんな邪悪でみんな似たような外見をしています。恒星間飛行が可能なほど高度な科学技術を持っているのに、どこか抜けているところも似ています。 こいつら親戚なのか!? 遺伝子的に近いのか!? ダニ…

酒井順子『煩悩カフェ』(幻冬舎文庫 2002年)

その意地悪な視線が快感な、酒井順子のエッセイ。 「連れてって病」キャリアの人というのは、ふと気がつくと、誰かと結婚していたりします。彼女は非常に冷静に、「私の性格を考えると、下手に自立の道を歩むよりも、頼りになる男性にずっと手を引いてもらい…

東伏見稲荷へ

私のような出不精人間にとって、京都の伏見稲荷には行ってみたいと思っても、一大決心が必要です(お金もかかるし)。そこで、代わりといっては何ですが、東京にある東伏見稲荷(西東京市東伏見1−5−38)に行ってみました。 高田馬場から西武柳沢まで、西…

映画『あしたのパスタはアルデンテ』

“トンマーゾはローマで小説を書いている作家志望の青年。実家は南イタリアの美しい街レッチェにある老舗パスタ会社。彼の頭を悩ませているのは、家族に内緒の3つの秘密。一つは、家族には経営学部と偽って文学部を卒業したこと。二つ目は、家業を継ぐ意思が…

岸本葉子『家にいるのが何より好き』(文春文庫 2002年)

かく言う私も十代、二十代の頃は、あるがままということを、あまりだいじにしていなかった。はっきりとは思い描けないが、少なくとも今の自分とは違う「あるべき自分」のようなものが、常に気になり、焦っていた。(P.254)「あるべき自分」に気をとら…

善福寺のイチョウ

国の天然記念物にも指定されている、善福寺(東京都港区元麻布1−6−21)のイチョウを見に行ってきました。 地下鉄の麻布十番駅で下り、まずそばを流れる古川に寄ってみました。 東急線渋谷駅の裏からひっそり顔を出す渋谷川は、川というよりちょろちょろ…