映画『グランド・ブダペスト・ホテル』

 『ダージリン急行』などのウェス・アンダーソン監督が、格式高い高級ホテルを取り仕切るコンシェルジュと、彼を慕うベルボーイが繰り広げる冒険を描いた群像ミステリー。常連客をめぐる殺人事件と遺産争いに巻き込まれた二人が、ホテルの威信のためにヨーロッパ中を駆け巡り事件解明に奔走する。(Yahoo!映画より)

 クセは強いけど、面白い、良い映画でした。「シュテファン・ツヴァイクに捧ぐ」とエンドロールに出てくるように、古き良きヨーロッパの薫りがプンプンします(って、そんな時代のヨーロッパ、実際には知らないんだけど)。
 だからと言って堅苦しくはなく、むしろコメディ風味。小物や衣装やセット、その色彩もキッチュで見ていて楽しい。
 この監督にはちょっとゲイっぽいセンスを感じますね。他の作品も見てみたいな。

 レイフ・ファインズジュード・ロウエドワード・ノートンジェフ・ゴールドブラム等々、出てくる役者もやたらと豪華です。たまにこういう映画に当たるから、映画を見るのをやめられないんですよね。