映画『プリンセス・トヨトミ』

 大阪が独立する話と聞いていたので、もっと政治的な陰謀とか経済的な策略とかが出てくるのかと思ったが、最後は人情話にまとまってしまった。少々肩すかしを喰らったような気もするが、いいのか、大阪が舞台だから。
 しかし、堤真一の演技はすごいな。

 玉木宏がちょろっと出ているが、綾瀬はるかと絡むと、同じ万城目学原作のドラマ『鹿男あをによし』を思い出す。あの人、学校の先生を辞めて、たこ焼き屋になったんだね。
 岡田将生会計検査院の職員をやっているのも、ドラマ『黄金の豚』を思い出す。このキャスティングはただの偶然なんでしょうか。