映画『ハード・ラッシュ』

 運び屋として裏社会で名をはせたものの、いまでは警報装置の施工業者となって妻ケイト(ケイト・ベッキンセイル)と2人の息子に囲まれた幸せな日々を送るクリス(マーク・ウォールバーグ)。しかし、義弟アンディ(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)が麻薬の密輸に関わっていた上に、その失敗が原因で命を狙われてしまい、クリス一家にも危険が及ぶ。クリスは運び屋へと戻り、忍び寄る危険から家族を守るために、パナマでのニセ札密輸計画を進めることに。だが、その前に現地のマフィアや警察が立ちはだかる。(Yahoo!映画より)

 大作ではないけれど、なかなか充実したサスペンス&アクション映画でした。悪役がしょぼいのも、また裏で糸を引いていたのが巨悪ではなく、むしろ小人物であるのも、現実って案外こんなものかもねと思わせ、変なリアリティがあるのでした。
 銃撃戦で人がバタバタ死ぬシーンはあったけど、他には必要以上にグロいシーンがないのは、かえって好感度高いですね。