ドラマ『医龍4』

 この作品の無駄に過剰な緊張感がたまりません。
 シリーズが進むごとに朝田龍太郎(坂口憲二)の周りから女っ気がどんどんなくなっていき、今回は彼の若き日の恩師役が平幹二朗と知った時には、このドラマはこういう方向性で行くと決めたのか!?と驚いてしまいました。
 冗談はともかく、医療ビジネスコンサルタントの岡村征(高橋克典)が実は最高の脳外科医だったというどんでん返しはいかにもこのシリーズらしくて良かったですね。

 最終回のラストで久しぶりに里原ミキ(水川あさみ・薫子さん!)が現れ、朝田龍太郎は桜井病院の院長に就任、過去のシリーズのフラッシュバックが流れたり(坂口憲二が若い!)と、とうとうこのシリーズも終わりなのかと思わせるようなエンディングでした。
 もしそうだとしたら、ちょっと寂しいですね。