映画『世界侵略:ロサンゼルス決戦』

 “ある日、大量の隕石が地球に降り注ぐ。しかしそれは単なる隕石ではなかった。世界中の都市は未知の敵による大規模かつ容赦のない攻撃によって次と陥落していく。そしてロサンゼルスも、もはや壊滅寸前に。そんな中、ロサンゼルス西警察署に逃げ遅れた民間人5人が取り残されていた。彼らを救出すべく、10人からなる海兵隊小隊が、瓦礫の山と化した市街地へと進入していく…。”(allcinemaより)

 予告編の時からB級っぽいなと思っていたのですが、まあそんな感じでした(笑)。知ってる人、アーロン・エッカートしか出てないし。
 しかし、映画全体も、役者の演技も、妙にアツいです。そして、そのアツさがなんかこう、米軍万歳!の方向へストレートに直結しています。米軍のプロパガンダ映画か?!とさえ感じられるほどに。
 ハリウッドの映画に政治的な意図を読み過ぎるのはどうかと思うのですが、ここまで堂々とやられるとむしろ清々しい。エイリアンが強いのか弱いのか、彼らの科学力が凄いのかどうかなんて、途中でどうでもよくなっちゃってますし。